ブロックチェインの問題

ブロックチェインという組み立ては、BitCoin が紹介したと言われています。 ブロックチェインには大きくて基本的な問題があります。

ブロックチェインとは、名前のとおり、ブロックの鎖です。ブロックが作られてからはチェイン、一覧の頭部に繋げます。BitCoin では、どのブロックは次になるのを暗号ハッシュ算法で決めます。

その仕組みは理論上では問題がないですが、実用的には大きな、基本的な問題があります。

ブロックチェインは長くなる。長くなる。長くなる。長くなる**だけ**です。短くはなりません。

Blockchain が提供するグラフを見ると、BitCoin の鎖は現在（2017年1月）では長さが約 99465 MiB です。グラフは時につれて指数間数的な鎖の成長を見せています。2014年では、鎖の長さが約 14 GiB でした。ニ、三年の間に、鎖の長さはその十倍くらいになりました。

＿が知っているかぎり、完全ノードはチェインの全てを保存します。今の成長速度はそのままでは、2026年にブロックチェインが TiB で数えるでしょう。その後に PiB で。またその後に EiB で。

その量の歴史的な情報を誰が必要としますか。十年前の取引のことを誰が知らなくてはいけませんか。

完全ノードは本当に新しいブロックを、ブロックチェインの全てにアクセスしないと受け入れられませんか？できないなら、＿が自信をもって言います。BitCoin に未来がない。完全ノードを提供し続けるためのコストが高くなる一方です。得た量より使った量のほうが増えていきます。自分の完全ノードを管理し続けるためにもっともっと情報記憶空間を追加しなくてはなりません。時間の無駄にしかなりません。その作業で得るものもなくなる。自殺したほうがマシです。

チェインの圧縮と記録方法がなくてはなりません。＿はそんな方法が存在することを願います。